１１　クロノス星系

クリスティアンの率いる艦隊はクロノス星系に侵入した。同じころ連合軍の第三艦隊の強行偵察艦もクロノス星系に侵入した。両者の行き先は惑星ヘラである。強行偵察艦は一隻はヘラへもう一隻は星系の外縁で情報収集をすることになった。クリスティアンの艦隊はヘラに到着して連合の補給基地を破壊した。当初の作戦は小惑星帯に先に行き、隕石を星系外縁に運んでからヘラの補給基地を攻撃する予定であったが先にヘラを攻撃することにした。惑星ヘラの補給基地に対して宇宙からの艦砲射撃で破壊した。偵察の戦闘機が基地周辺の撮影をして戻ってきた。

クリスティアンの部下が艦橋に報告に来た。

「ただいま敵基地とその周辺を偵察をしましたが生存者もいないようです。基地は使用不能な状態まで破壊されています。」

クリスティアン「偵察ご苦労であった。下がってよい」

兵士は下がった。

クリスティアン「全軍、第七惑星の軌道上にある小惑星帯にむかう。小惑星についたら直ちに任務にかかれ」

連合の強行偵察艦はクリスティアンの命令やなどを傍受していた。クリスティアンたちは気がつかない状況であった。