2、ミカイ
ミカイが従卒に命令してコーヒーを持ってくるようにいった。ミカイはクリスティアンの幼年学校の同期生だ。幼年学校卒業後は士官学校情報科に入学して卒業、クリスティアンの分艦隊の本部に転属したのは1ヶ月前であった。それまでは辺境の惑星のレーダー基地の勤務であった。武勲も立てることはできないのは当然であるが出世コースから外れていた。
マルコ「私は非番なので休ませてもらいます。」
マルコは自室に戻った。
クリス「今回が初陣だな、ミカイ」
ミカイ「そうねクリスあなたと会うのも3年ぶりね、こんなことを言いたくないけど女性士官はほとんど後方勤務か宇宙艦隊であっても同じようなものね。なんかおかざりみたい」
クリス「ミカイには期待しているよ、敵や見方の位置など精密なことをやってもらいたいし君は記憶力がいい」
ミカイ「ありがとうクリス」
セルバンテス少佐が艦橋に戻ってきた。
クリス「私も時間なので自室で休み。艦長、パレス少尉あとは任せる。」
クリスティアンは艦橋から去った。